2025年春期 | |
野口久美子 | |
読書教育特論 | |
専門科目 | |
生涯学習支援系 | |
2 | |
テキスト履修(T) | |
4月16日(水)23:59 | |
半年コース | |
【必須条件】「読書と豊かな人間性」を履修済であること。 ・「学校図書館専門職養成 応用プログラム」の修了を目指す方を想定しています。そのため、履修者に求めるレポートの水準は高度となることを承知の上で履修登録をしてください。 ・まとまったレポート・論文を書いた経験があること、または大学のレポート・論文にふさわしい体裁を知っていること、文献収集、情報の取捨選択の方法を知っていることが履修にあたっての前提条件となります。 | |
本科目では「読書と豊かな人間性」で学んだことを踏まえながら、学校における読書教育について、各自で探究することを目的とします。 | |
1. 学校における読書教育について考察された学術文献を読み、その内容を踏まえた議論ができる。 2. 児童生徒の読書活動の状況について、各種データや学術文献を踏まえた客観的な考察を行うことができる。 | |
児童生徒の読書活動の状況、読書教育の意義や理論・方法について、学術文献等をもとに調査、考察してください。その結果をレポートで報告していただきます。 | |
担当者が提示する参考文献(教材として配信)を読むとともに、自身の問い(興味関心)に合わせて文献収集を行い、レポートにまとめる。 学校図書館等に実践の場をお持ちの方については、本科目で考察したことをもとに自身の実践を客観的に評価・改善すること、自身の実践を他者と共有し、さらなる実践の充実につなげることができると良いでしょう。 | |
(1) レポートの提出遅延は基本的に認めない。特別な事情がある場合は早めに相談してください。 (2) 他人の文章をそのまま写すことは剽窃であり、絶対に認められない。 (3) レポートの体裁を整えて提出すること(本科目を受講される方については、基本的なレポートの書き方は習得済という前提で添削を行います) (4) 各課題で求めている条件を確認してから提出すること。条件が満たされていないレポートは再提出となります。 (5) 参考文献リストは文字数に含めなくて構いません。 | |
レポート形式とする。 | |
提出期間:7月22日(火)~8月12日(火)23:59 | |
9月5日(金) | |
2回の課題レポートの合格と科目修得試験レポート提出を単位修得の最低条件とする。 | |
第1回、第2回課題(それぞれ25%)及び科目修得試験(50%)の配分で評価する。場合によっては受講態度(再提出レポートの修正状況など)を加味することもある。 | |
論文方式は実施しない。 | |
論文方式は実施しない。 | |
論文方式は実施しない。 | |
特に指定しない。 | |
ここに挙げたものの他、参考資料・必読文献については、開講後に教材として配信します。 ・日本読書学会編『読書教育の未来』ひつじ書房,2019 ・汐﨑順子編『子どもの読書を考える事典』朝倉書店,2023. ・山元隆春編『読書教育を学ぶ人のために』世界思想社,2015. ・杉本直美『自立した読み手が育つ読書生活デザイン力』東洋館出版, 2010 ・猪原啓介『読書と言語能力:言葉の「用法」がもたらす学習効果』京都大学学術出版会,2016. ・吉田新一郎『読書がさらに楽しくなるブッククラブ』新評論,2013. ・ルーシー・カルキンズ著,吉田新一郎,小坂敦子訳『リーディング・ワークショップ:「読む」ことが好きになる教え方・学び方』新評論,2010. ・ナンシー・アトウェル著、吉田新一郎、小坂敦子、澤田英輔編訳『イン・ザ・ミドル:ナンシー・アトウェルの教室』三省堂、2018. ・桑田てるみ監修,「読むチカラ」プロジェクト編著『鍛えよう!読むチカラ:学校図書館で育てる25の方法』明治書院,2012. ・野口武悟、成松一郎編著『多様性と出会う学校図書館:一人ひとりの自立を支える合理的配慮へのアプローチ』読書工房、2015. ・M.J.アドラー, C.V.ドーレン著, 外山滋比古, 槇美知子訳『本を読む本』講談社, 1997 ・松岡正剛『多読術(ちくまプリマー新書)』筑摩書房,2009. ・ダニエル・ペナック著,浜名優美他訳『奔放な読書:本嫌いのための新読書術』藤原書店,1993. ・飯田一史『「若者の読書離れ」というウソ:中高生はどのくらい,どんな本を読んでいるのか』平凡社,2023. | |
学校図書館専門職養成 応用プログラム | |
読書と豊かな人間性 学校図書館専門職養成 基礎・応用プログラム該当科目 | |
担当者が提示する参考文献及び任意に収集した資料(学術文献、児童生徒の読書活動に関するデータ等)を適宜参照し、児童生徒の読書活動の実態について、量と質の両面から論じなさい。文字数は2000〜5000字程度とする。提出は添付ファイル形式とする。Microsoft WordまたはPDFファイルで提出すること。 ・現状だけでなく、10年以上のスパンで経年変化を捉えてほしい。 ・読書の定義についても検討し、自身の考えを明らかにすること。 ・分析対象とする児童生徒の範囲を限定することが望ましい(例:小学生、中高生など) 参考資料については開講後に教材として配信する予定です。 | |
5月13日(火)~5月27日(火)23:59 | |
以下のテーマの中から一つを選択し、概要、現状、課題を論じてください。自身の実践に触れながら現状や課題を論じても可。文字数は2000〜5000字程度とする。提出は添付ファイル形式とする。Microsoft WordまたはPDFファイルで提出すること。 レポートを作成するにあたり、テーマごとに参考文献を指定します(開講後に教材として配信予定) 1.読書へのアニマシオン 2.集団的な読書活動(ブッククラブ、リテラチャーサークル、リーディング・ワークショップのうち、一つを選択しても可) 3.特別なニーズを持つ児童生徒に対する読書支援 4.中高生に対する読書支援 5.探究型学習と読書教育の接点 | |
6月16日(月)~6月30日(月)23:59 |